こんにちは。
PJホームのスタッフです。

前回の続きです。

お隣の現場は、屋根に防水シートだけはって
瓦を乗せないまま、窓サッシ、外壁と
どんどん進んでいきました。

そして大工工事がほとんど終わったころに
屋根にとりかかっていました。

施主様は
初めて家を建てる方がほとんどでしょうし、
先に瓦が乗っていない状態で壁をつくっていても、
それが普通だと思ってしまいます。
それでも品質的はクリアしてしまうのでしょう。

しかし、本当にいい家をつくろうと思ったら
基礎、上棟、屋根、外壁、
この工程の順番を守ることは当たり前です。
それができなくなっている
大手ハウスメーカーのやり方に
虚しさを感じる片岡でした。

お隣の工程について、
弊社がお願いしている瓦屋さんに聞いたところ、
その大手ハウスメーカーは
住宅の単価を下げるため、
瓦屋さんの手間賃を安くしすぎて
スケジュールを確保できずに、
職人さんが空いた時間にやる
というスタンスになっているそうです。

これでは上棟の次に屋根を施工できなくても
仕方ないのかもしれません。

ふとお隣の屋根を見たら、
ペットボトルが捨ててありました。

このように屋根の上にゴミを放置したり、
余ったセメントを他の敷地に捨てていたり…。
安く買いたたかれているから
職人さんの気持ちが
すさんでしまっているのかもしれませんね。