佐倉市M様 ⑦オーク床材
(2024年03月30日)こんにちは。
PJホームのスタッフです。
前回の続きです。
佐倉市M様は床材として
オーク無垢材を選ばれました。
無垢材は湿気を吸ったり吐いたり
呼吸している生きている木材ですから、
季節によって床材の隙間が
わずかに広くなったり狭くなったりします。
大工さんは、こうした若干の
幅の違いが出ることを見越して施工します。
長年の勘と技術力がものをいう仕事です。
一般的に無垢材と言っても
実にいろいろなタイプがあります。
ハードウッドと呼ばれている、楓、
オークなどの広葉樹は、硬くて傷がつきにくく
触ると冷たい感じがします。
塗装が木材にしみ込みにくいので色がのらず
ご希望の色が出しにくい素材でもあり
塗装して販売されている床がほとんどです。
ソフトウッドと呼ばれている針葉樹、杉、
パイン、ヒノキなどは、触り心地がよく
やわらかくて温かみがありますが、
傷がつきやすい木材のため
床の傷を味として楽しみたい方には人気です。
ソフトウッドは塗料がよくしみ込むので
好きな色で着色できますが、
樹種の元々の色により、同じ色を塗っても
仕上がりは違う色となりますので、
慎重なお打合せが必要となります。
無垢材にもいろいろなタイプがあり、
施主様にはそれぞれのメリット、デメリットを
ご説明させていただいた上で
好きな無垢材を選んでいただきました。
どのような床材にするかは
やはり適材適所だと思いますので
お部屋ごとに床材を変えることもご提案しております。
次回へ続きます。
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