木更津市M・Y様 建て替え物語⑩「100%自然素材のシラス壁その2」

(2018年11月10日)

こんにちは。PJホームのスタッフです。

M・Y様宅の外壁に使われたシラス壁のお話、前回の続きです。

みなさんは九州のシラス台地をご存知でしょうか。

鹿児島県から宮崎県南部にかけて、
シラスが最大150Mもの厚さで堆積している土地のことです。
この大量のシラスは、サラサラした粉状で水持ちが悪いため、
水田には使えず、さらに土砂崩れを引き起こすなど
活用方法がない地域の厄介ものとして扱われてきました。

そのシラスを有効活用したものが高千穂シラス壁です。

人と環境にやさしい自然素材であり、
優れた調湿機能でニオイや化学物質の分子を吸着してくれます。

201810高千穂シラスその2

http://www.takachiho-shirasu.co.jp/

 

古くは西暦128年に建造された
ローマのパンテオン神殿に使われています。

「パンテオン神殿を見ずしてローマを去る者は愚かなり」
と言われるほど
ローマにとってパンテオン神殿は重要な建物です。

火山噴出物と石炭などを混ぜた古代コンクリートで作られた神殿が、
亀裂もなく存在し続けている事実から
シラスの耐久性がおわかりいただけると思います。

次回のブログではシラス壁のメリットについてご紹介致します。

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