大網白里市 パン屋さんから美容室さんへ店舗改装 ②置床工法と水道の配管(続き)

(2020年09月29日)

こんにちは。PJホームのスタッフです。

前回のブログの続きで置床工法と
水道の配管についてご紹介をしていますが、
ここで、昔から使われていた鉄・銅製パイプと
現在の合成樹脂パイプの違いをご説明いたします。

古い建物は、鉄や銅製の水道管の経年劣化で、
水道管の中にサビが発生し、赤サビが混じった赤い水(通称:赤水)が
蛇口から出てくることがあります。

赤水の対処方法としては、水道管の洗浄業者に
依頼して管の中を洗ってもらう方法もありますが、
ゆくゆくは水道管を交換しなければならないでしょう。
そうなると費用はかなり高額になってしまいます。

その点、現在、水道用パイプとして使われている
合成樹脂製のポリブデン管は耐久性が高く、錆ないため赤水の心配もありません。

2束施工20200929

また、昔の鉄や銅製の水道管は直角にしか配管できなかったので、
直角部分での水の抵抗が大きく、水の流れが弱くなったり強くなったりすることで、
蛇口から水を出すとき「カタカタカタ」と
音がするウォーターハンマー現象も起こりやすいという問題がありました。

この点でも合成樹脂製のパイプは柔軟性があり
曲げられるので、水の抵抗を受けず、
ウォーターハンマー現象が起こらないという利点があります。

次回のブログは電気の配線についてご紹介します。

 

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